夏に食べたい食材とレシピ

こんにちは、いよいよ梅雨が明けましたね。
アトリエアイシスはこの3連休は20日はお休み、
18日、19日は通常どおり営業しています♪

足がむくむ、体が重い、食欲がない・・・・
頭が痛い、イライラする、立ちくらみがする・・・・
加えて生理が重なったりするともうしんどくて。
栄養とらなきゃとはわかってはいるものの

「いったい何を食べたらいいでしょうか?」

この時期、クライアントさんよりこんなお声が増えています。

まさに夏の「暑さ」と「湿度」の仕業です。
薬膳では「暑湿の邪」と呼びます。


「暑湿の邪」が滞ると下半身の倦怠感やむくみに。

さらに

「暑湿の邪」に熱が加わるとイライラや頭痛、気分の浮き沈みに。

毎夏、このステップを踏んでいたりしませんか?
早めに軽やかに引き返したいものです。

おすすめ食材をまとめてみました。

1.水分代謝をよくする

とうもろこし、バナナ、ほうれん草、イチゴ、桃
じゃがいも、長ネギ、ニガウリ、セロリ、枝豆、しいたけ

2.気のめぐりをよくする

大根、冬瓜、レンコン、かんきつ類

3.熱をさましてイライラ緩和

酸味のあるもの
トマト、レモン、イチゴ、梅、ぶどう、サンザシ、パイナップル
マンゴー、キウイ、お酢

4.気血を補い滋養

ラム肉、豚肉、鴨肉、西洋にんじん

5.軽い運動やマッサージ

食べもの以外では、軽い運動やマッサージが
汗による水分代謝が促進され、気の巡りもよくします。
夏場の激しい運動や長時間の入浴は熱を生じ、気も消耗するのでNG。

=NG食材=

辛いもの・・・唐辛子、スパイス類
痛みやイライラがあるとき、皮膚に痒みや炎症があるときは
熱を加えると悪化します。
すっきりしたいときは辛味より、酸味・苦味で。
唐辛子より山椒がおすすめ。

水分のガブのみ
ほてりを摂りたくてついつい大量に飲んでしまうお茶やお水が
水分代謝が悪い人にとっては逆効果。
水分は単体でとらず新鮮な野菜や果物から。
飲んでも1日/湯のみ3杯程度をちびちびと。


食材だけでなくお手軽レシピもご紹介しますね。

すでに食欲がなくなっていたり、月経時の不調が増していたら
たんぱく質も不足していいるサイン。

夏のおすすめ食材



を煮込んでおくとなにかと重宝します。
手に入りやすい食材でアレンジしてみてくださいね。

【苦瓜と大豆とスペアリブの煮込み】

<効能>利湿解暑・・・水分代謝を促進し、暑さを和らげる

材料:
スペアリブ250g
ニガウリ200g (冬瓜や大根でもOK)
大豆150g (生米でお粥にしてもOK)
塩・コショウ、山椒  お好み

1.大豆は洗い、1時間程度水にひたす。
2.苦瓜は種を取り出し、1口大に切る。
3.スペアリブは食べやすい大きさに切り、湯通ししておく。
4.すべての材料を深鍋にいれ、沸騰させながらアクをとる。
5.弱火で2時間煮た後、強火で30分煮る。
6.塩・コショウ、山椒で味を整える。

ゴーヤ

 

 

 

 

熱中症対策で老若男女、体質問わず
とにかく水を飲むことが推奨されてますが
かえって代謝障害を招いていると思えてなりません。

倦怠感、浮腫み、イライラを感じたら「湿邪」がこもっているサイン。
水分をとるばかりでなく巡らせること、排出することを意識したいですね。

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